台北事務所の活動をお伝えします


by ritouki

「人権」を共通テーマに沖縄と台湾が交流拡大へ

 昨日に引き続き、国際法の李明峻教授から電話。もともと今日帰国する予定だった沖縄からのお客様一行が台風のために足止めされ、延泊を余儀なくされたということで、夕食をご一緒しました。
 沖縄県平和祈念資料館の大川芳子館長や佐喜眞美術館の佐喜眞道夫館長ら一行は昨日、緑島の人権記念公園を視察されました。一行を案内した方の中には、白色テロにより10年近く緑島の政治犯収容所にぶち込まれていた蔡焜霖さんの姿もありました。蔡焜霖さんは蔡焜燦先生の実弟で台北にお住まいです。
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 蔡焜霖さんは昭和5年生まれ。台中一中に在学中、読書会に参加したとして国民党に連行され、9年6ヵ月の”緑島留学”を余儀なくされました。現在では御兄上と変わらぬ流暢な日本語を駆使して翻訳などで活躍されています。
 今回の視察は、沖縄と台湾が「人権」を共通の主題とし、今後の交流を発展させていくためのものだそうで、私もその資料としてドキュメンタリーDVD「緑島的一天(緑島の一日)」をいただきました。
 「鉄の暴風」と呼ばれる激しい戦火に見舞われ、戦後65年経った今でもその傷の癒えない沖縄。そして、国民党の白色テロが残した傷跡がまだまだ残る台湾。沖縄と台湾の「人権」をテーマとした交流が実を結ぶよう、今後もお手伝いが出来ればと思います。
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by ritouki | 2010-08-31 23:22 | イベント