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by ritouki

「GIANT」が自転車2000万元分を日本へ寄付

 今朝の本会メールマガジン『日台共栄』(第1270号)でもお伝えしましたが、ガソリン不足の影響もあり、被災者の方々の移動手段が完全に奪われてしまっているようです。

 被災された宮城県石巻市在住の会員さんからは「自転車が不足しています!寄贈をお願いします!」というメールが本部事務局へ届きました。

 この会員さんとは震災発生後、一向に連絡がつかず、海のすぐそばでコンビニをやっている方でしたので、無事であることを知らせる連絡が入った際には、東京の本部事務局スタッフ一同、大いに安堵したそうです。

 その方によれば「ただいま現地(石巻)では、自転車が不足しています。津波で車が流され、交通手段の主流が自転車になり、その自転車も盗難が相次いでいます。また、移動手段が徒歩だけになってしまった家庭が少なくありません」とのことでした。

 台湾には世界一の自転車メーカー「GIANT」がありますし、安価な自転車を中部で大量生産していると聞いたこともあります。ただ、仮に自転車を調達してもどうやって日本まで運ぶのか。そうした輸送手段などを考えると、どうも台湾で調達するのは非現実的なことかもしれないとも考えていました。

 ところがところが。
 まさに被災地で自転車が必要だ!という支援要請が流れたその日に、なんと「GIANT」が被災地へ自転車および電動自転車2000万元分を寄付するというニュースが飛び込んで来ました。これ以上ないグッドタイミングかつ誰もがお願いしたい世界一のメーカーが動いてくれたのです!
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 ニュースリリースによれば「被災地の燃料不足を考慮すると、自転車や電動自転車が被災地において最も必要とされる物資だろうと考え、2000万元分の自転車および電動自転車を寄付することを決定した。この自転車が被災地の人々の助けとなると同時に、交通インフラが重大な損傷を受けたことによる不便が解消され、一日も早く再興される一助となることを願います」と説明されています。

 もちろん、GIANT以外にも台湾の人々や企業からは、物心両面で絶大なる支援をいただいていますが、あまりにも時宜にかなったものでしたので、台湾からの温かい支援の一端としてご紹介します。
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by ritouki | 2011-03-21 23:09 | イベント