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by ritouki

「唱歌の父」伊澤修二

 先週日曜日から連載が始まった、産経新聞の「歴史に消えた唱歌」第2回。
 今回の主人公は日本時代、台湾の教育の基礎を築いた伊澤修二。とりわけ、伊澤はアメリカ留学を通して音楽教育の重要性を認識していたようです。
 『国家と音楽 伊澤修二がめざした日本近代』(奥中康人・著/春秋社/2008年)にも、伊澤が音楽教育によって民衆の国家意識を培養しようと試みていたことがわかります。

 今回の記事に登場する、財団法人台湾協会(園部逸夫会長/斎藤毅理事長)は、日本時代の台湾で生まれ育ったいわゆる「湾生」の方々の親睦・支援団体ですが、当然のことながら、年々会員数が減少しているそうです。敗戦から66年が経過し、当時の台湾で暮らしていた湾生の方で、日々の生活の記憶をお持ちの方は少なくとも70代後半でしょう。文献や資料などには記録しきれない、生の台湾体験を伺うチャンスが減っていくのは残念なことです。台湾協会が発行する月刊誌「台湾協会報」では、フリーライターの片倉佳史さんが、そうした体験を発掘して記事にされています。
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by ritouki | 2011-04-10 06:01 | イベント