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by ritouki

やっとこの目で見たダブルハート

 先月、李登輝学校の野外研修で訪れたのに続き、夏のツアー下見のために再び澎湖を訪れています。今回は初めて船に乗って澎湖本島の南に位置する離島めぐりをして来ました。
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 澎湖のポスターやガイドブックに必ずといっていいほど掲載されている「雙心石滬(ダブルハート)」は、澎湖に行けば見られる!と思われていますが、実際は澎湖本島から船で1時間ほどかかる七美島にあるのです。
 もともとは魚を取るためのワナだったダブルハート。魚は狭いところに入りたがる習性があり、無意識のうちにハートの凹んだ所に入り込んでしまうそう。そして潮が引いてくるとなぜか出られなくなってしまい、網で捕らえられてしまうというわけ。なんともノンビリした漁法ですが、そのために現在ではほとんど使われておらず、過去の遺物となりつつあるようです。
 しかし、このダブルハートが幸運だったのには理由があります。ワナである「石滬」には様々な形があるのですが、たまたまハートが2つ重なった形で、丘から見下ろすような場所に位置していたことです。通常、石滬は遠浅の海岸などに作られるので、ヘリなどで空中から撮影しないとその姿をハッキリ見ることは出来ません。しかし、このダブルハートは、丘の真下に作られたので、観光客がいとも簡単に見下ろすことが出来るのです。
 このワナが設置された時代、作った人は、まさか後々このワナが観光の目玉になるとは思っていなかったでしょう。
 少なくなりつつある石滬ですが、澎湖本島の北に位置する吉貝島沿岸にはまだ多く残っているようです(下記の資料写真参照)。
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by ritouki | 2011-06-15 16:47 | イベント