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by ritouki

「蘇澳温泉・蘇澳冷泉祭り・サヨンの鐘の地をめぐる」宜蘭ツアー2日目その2

 暑さしのぎに束の間の冷泉を楽しんだ一行は、バスで南方澳へ移動。昼食を地元の有名海鮮レストラン「富美活海鮮」で楽しみ、午後の日程へ。
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 まずは豆腐岬へ。この変な名前の岬は、日本時代に防波堤が作られた際、太平洋の荒波を防ぐのに長方形の防波堤が有効だったことから、コンクリートによる四角い二つの防波堤が築かれ、それが水の中の豆腐に似ていることからその名が付けられたようです。
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 現在では防波堤の設置も進み、当時の面影はありませんが、水は澄んでおり、地元の子供たちやおっさんが海水浴を楽しんでいました。

 また、この場所は昨年9月19日、東日本大震災に対する台湾からの大きな支援に感謝して、与那国島から台湾まで110キロを泳いで渡った日本のスイマーたちが到着した場所でもあります。ゴールの際は、台湾側からも200人近い人々が沖合数百メートルまで出迎え、一緒にゴールしたとか。

 さらに、海に向かって右側の崖に小学校があり、その下の砂浜から西郷隆盛が上陸したと推測されており、南方澳の一角に住んだと言われているそうです(東京新聞の迫田記者からこっそり教えてもらいました)。ともあれ、こんな鄙びた海辺ですが、もうちょっと調べてみる価値がありそうです。続報はブログ上に掲載します。

 その後、一行はお寺めぐり。南方澳は海の街。漁業で生計を立てる人々にとって、海の安全は何よりも大切なもの。そのため、海の守り神である媽祖様を祀る廟が至るところに建立されています。
 
 金媽祖廟には1階から3階までそれぞれに媽祖様が。1階には普通の媽祖様、2階にはヒスイの媽祖様、3階には金の媽祖様が鎮座しています。李登輝元総統も1990年にこの廟を訪れています。台湾では時に神様が進香(ありがたい神様が地方に出張し、地元の人々以外にも御利益を分け与えること)することがありますが、1階には出張用の車輪がついた媽祖様が脇に控えてらっしゃいます。
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 また、金媽祖廟から歩いて5分ほどのところにある進安宮にはなんと地元名産のサンゴで作られた媽祖様が。ヒスイ、金、サンゴと、とにかく絢爛豪華な媽祖様のオンパレードでした。道すがら、進香にやって来た神様が地元へお帰りになる行列にも出会いました。
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 そして締めくくりは海軍基地の中にある媽祖廟。海軍にとっても海の安全は第一、軍事基地の中に祀られている神様は台湾でここだけです。

 ゲートで媽祖廟参拝の申請をすれば一般人でも基地の中へ入ることができます。廟の撮影も可能ですが、軍港や基地に向けて撮影することは禁じられています。

 この廟の管理運営もすべて兵隊さんの手によってなされているそうです。
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 この後、一行はバスで今夜宿泊する羅東の幼獅大飯店へチェックイン。このホテルの女将さんは竹中さんの蘭陽高女時代の先輩だとか。今夜はオーナーご夫妻のご招待による晩餐会です。
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by ritouki | 2012-07-14 23:58 | イベント