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by ritouki

「中国崛起とアジア太平洋地域の安全保障」国際シンポジウム その2

 挨拶が終わると、早速シンポジウム開始。
 最初のテーマは「台湾の両岸政策とアジア太平洋地域の安全保障」。姚嘉文・元考試院長が司会を務め、呉栄義・新台湾国策シンクタンク董事長らがパネリストとして発言しました。
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 続いて「近年の米国による対アジア太平洋地域新戦略」。司会は民進党政権で外交部次長(副大臣に相当)やEU代表を務めた高英茂氏、パネリストにはアーサー・ウォルドロン米ペンシルバニア大学教授、呉釗燮・元駐米代表らが登壇しました。
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 ランチを挟み、午後は許世楷・元駐日代表を司会に「中国崛起と日本のアジア太平洋戦略」に関するディスカッション。日本から出席した渡辺利夫・拓殖大学総長や金田秀昭・元海上自衛隊護衛艦隊司令官、蔡明憲・元国防部長らが登壇。尖閣諸島に関するニュースが連日報じられている時期でもあり、海上からは活発な質問が出ていました。

 最後に、台湾安保協会理事長で元駐日代表の羅福全氏が司会を務め「中国の崛起に直面するアジア太平洋地域の安全保障」についてのディスカッション。時間をややオーバーして活発な議論が行われ、盛況のうちにシンポジウムは幕を下ろしました。
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 夜は国賓飯店で、李登輝民主協会主催によるフェアウェルパーティ。蔡焜燦先生が自らチョイスしたメニューのなかでもイチオシはこちらの「乞食鶏」。その昔、乞食がたまたま鶏を一羽手に入れたものの、調理できなくて困ったため、泥で鶏を包んでたき火にくべたところ、泥を剥がすと同時に羽もキレイに取れ、うま味が閉じ込められた美味しい鶏肉が出来たことから名付けられたそうです。
 そんな「乞食鶏」とはいえ、国賓飯店で出されるものはやはりちょっと豪華。まわりの泥もきちんと鶏の格好をしています。中の鶏肉を取り出すにはハンマーで叩き割らなければなりませんが、その大役は日本から出席していただいた渡辺先生や金田先生に、と蔡焜燦先生からのご指名でした。
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 午前9時から午後5時すぎまでのシンポジウムで皆さんちょっとお疲れ気味。しかし、無事にシンポジウムが終了し、ホッと一安心したのか「世界一美味しい老酒」も進み、賑やかな宴席が続きました。
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by ritouki | 2012-09-21 23:47 | イベント