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by ritouki

李登輝元総統、学生たちを思って涙

 本日午後、「第二の民主改革」始動のため台中での講演に向かった李登輝元総統は、台湾新幹線への乗車前、メディアから、現在立法院を占拠する学生たちと馬英九総統の対応について問われると「国家の指導者たるもの、学生の意見に耳を傾けるべきで、警察力を使って彼らを排除するべきではない。学生たちが殴られている光景を見るのは耐えられない」などと、涙ながらに答えた。発言は下記の通り。

 「政府や指導者は庶民や学生たちと対話しなくてはならない。特に学生たちは知識階級であって将来の国家にとって重要な人物だ。警察力を用いて排除するべきではない。まずは彼らと会って話を聞き、何が問題なのか、どう解決するべきかを理解するべきだ。こうしたことが出来ないのであれば、何のために指導者に選ばれたのか。

 学生たちはかわいそうだ。もう既に(立法院占拠から)10日が経ち、警察に殴られている光景はとても見ていられず心が痛む。台湾がこんな風に変わってしまったのを見ると本当に涙が出る。もう質問しないで下さい。さもないと本当に涙がこぼれてしまう。私の話を聞いてくれればそれでいい。

 学生たちが提案した『全民憲政会議』はいい考えだと思う。国民全体で台中サービス貿易協定についての理解を深めるべきだ。これまでの政府の説明は全く不十分だ。この機会を利用して国民への説明を尽さなくてはならない。それが民主社会の形だろう。大切なのは、政府は庶民が抱えている問題を理解することだ」。

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by ritouki | 2014-03-27 17:35 | イベント