台北事務所の活動をお伝えします


by ritouki

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 五大都市選挙の喧騒もまたたく間に消え、いつもの月曜日がやってきました。日本から取材に来ていた方たちも皆さんほとんど帰られましたが、日頃からお世話になっている「まどか出版」編集長の梶山さんと帰国前日に会うことが出来ました。
 今夜、御一緒したのは、『暴かれた中国の極秘戦略』(中国語タイトル『台湾大劫難』)の著者である袁紅冰氏と、台湾での支持者である出版社の方々(左が袁紅冰氏、右は「まどか出版」の梶山さん)。
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 そして案内されたのは、忠孝東路四段にある浙江料理レストラン「筠園」。この「筠」という字は台湾人でもなかなか読めない珍しい字だとか。私は幸いにも『私の家は山の向こう』というルポタージュを読んだことがあり、この字の意味を知っていたので読むことが出来、ひとしきり話しに花が咲きました。そう、この「筠」という字は、テレサ・テン(鄧麗君)の幼い頃の名前に使われていたのです(竹の内側の柔らかい皮の部分を指すという意味があるそう)。
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 このレストランのオーナーは高雄出身で、テレサ・テンのお兄さんの奥さんにあたる方。店内には控えめにテレサの写真が飾られており、CDなども並んでいます。台湾はもとより、日本でも愛されたテレサを偲んで、日本人客も少なくないそう。また、日本との縁も深いそうで、オーナーのお姉さんは群馬県在住。なんと、今日まで日本に出掛けており、昼12時の飛行機で帰って来たばかりだとか。特にマコモを塩タマゴで味付けして炒めた料理が絶品。最後に出されたスープも後を引くものでした。
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「筠園小館 鄧麗君主題餐廳」
台北市信義區忠孝東路四段553巷18號 TEL02-27642401
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by ritouki | 2010-11-29 23:07 | イベント

祭りのあと??

 五大都市選挙の結果が出揃ってから一夜明けた台北は、前日までの喧騒が嘘のように静かな日曜日でした。街中いたるところに立てられていたのぼり旗やポスターは撤去され、人々はまるで何事もなかったかのように休日を過ごしています。
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 今夜は、本会理事でちょうど選挙視察に来台中の宮崎正弘先生とご一緒させていただきました(場所は客家料理レストラン「川海私房菜」 吉林路248號)。また、台湾在住ライターの片倉佳史さんや東京新聞の迫田勝敏支局長にも同席いただき、選挙戦についての論評を伺いました。やはり投票日前夜に発生した連戦の息子、連勝文氏への銃撃事件が相当大きな影響を与えたとの意見。銃撃事件発生直後、民進党の集会では事件発生がほとんど言及されませんでしたが、国民党陣営には即座に事件の情報が流され、「台湾の民主主義を守るために投票に行こう」と呼びかけられました。そもそも、投票率が上がれば国民党有利という観測が流れていたこともあり、この事件は国民党によって上手に「利用された」側面があることは否めないとの意見がありました。
 いずれにせよ、台湾派陣営は来年末の立法委員選挙、再来年3月の総統選挙と、再度気を引き締めてかからなくてはなりません。
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by ritouki | 2010-11-28 23:04 | イベント
 残念な結果となった五大都市選挙開票から一夜明け、日本からの視察ツアー一行は夕方便で日本へと帰国します。今月から本格運用となった松山空港からの帰国のため、それまでの時間を有効活用。というわけで、烏来の高砂義勇隊慰霊碑を参拝に出掛けました。
 聞くところによると、数年前の移転問題勃発から一連の騒動を経て、ようやく整備された周辺の公園も完成。来週の週末には県政府主催で音楽会も開かれるとか。
 ところが烏来のふもと街までやって来たところでひと悶着。烏来では、土日は山道の混雑を避けるため、「赤ナンバー(観光バスなど)」の車両はふもとの街までしか入れないのです。仕方がないのでバスにはふもとの駐車場で待機していてもらい、タクシーに分乗して慰霊碑まで。タクシーの運ちゃんたちは、私たちが日本人だと分かると「慰霊碑へ行くんでしょ」と訳知り顔。以前は「慰霊碑」といっても通じない人もいただけに、だんだんと認知度が上がって来たようです。

 慰霊碑では、いつもお世話になっている「烏来郷高砂義勇隊記念協会」の周理事長代行とマカイ・リムイ総幹事にお出迎えいただきました。そして献花、参拝の後、最近の動向や今後の予定などをお話しいただき、しばらく散策。
 周辺の工事もほとんど終わっているようで、慰霊碑はやっと居場所を定め、静かな環境を取り戻したかに見えます。
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 そして再び待たせていたタクシーでふもとの街へ。もうしばらく時間があるので、少しだけ烏来のみやげ物街で解散。台北市内から車で1時間もかからない烏来ですが、ここには高砂族の文化が色濃く残っています。日曜日とあって、レストランやみやげ物屋が並ぶ一本道は混雑していました。
 店先にデンと置かれていたのは豚の丸焼き。何やら無念な表情ですが、照り焼きなんでしょうか、食欲をそそられます。もうすぐ昼食なので我慢しましたが、次回は挑戦してみましょうか。
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by ritouki | 2010-11-28 16:35 | イベント

ヤケ酒・・・

 台湾独立建国連盟の黄昭堂主席や王康厚秘書長のご好意により、連盟本部で開票速報をテレビ観戦していましたが、どうにも結果は芳しくない様子。
 午後6時半からは台大校友会館内の浙江料理レストランへ場所を移して食事です。黄主席曰く「ヤケ酒だ!」。
 まだ投票結果は確定していないものの、台北市と新北市は10万票以上離されて絶望的。台南と高雄は予想通り民進党の圧勝に終わりそうですが、望みの綱の台中市も途中から少しずつ票差を離されて3万票近く差がついています。得票率や市議会議員の結果など詳細はまだ判明しませんが、民進党にとって現状維持は敗北に近い結果。なんともやるせない晩餐会となりました。黄主席も渋い表情です。
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 帰り道、台北駅近くでは市民が選挙速報に見入っている光景が見られました。
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by ritouki | 2010-11-27 20:44 | イベント

ただいま開票中

 五大都市選挙の投票は午後4時過ぎに締め切られ即日開票。黄昭堂主席のご好意により、台湾独立建国連盟本部で経過を見守っています。本部には羅福全大使ご夫妻も駆けつけられました。
17:25現在、民視の報道では高雄、台南は民進党圧勝の模様。台北、新北は国民党がリードを広げています。鍵と見られている台中は抜きつ抜かれつの大接戦。目が離せません。
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右は本会理事の宮崎正弘先生、左は本会理事で台湾独立建国連盟の宗像隆幸氏。
(ブログ更新時間として表示されているのは日本時間です)
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by ritouki | 2010-11-27 18:17 | イベント

「車站肖像」

 今日は午前10時前に高雄を出発する台湾新幹線に乗車し、お昼前には台北へ戻ってきました。
 夕方からは台湾独立建国連盟本部で開票速報を観戦する予定になっていますが、わずかな時間を縫って、基隆へ出掛けてきました。
 なぜ基隆?というのも、日本李登輝友の会が李登輝学校台湾研修団をはじめ、あらゆるツアーで大変お世話になっている勝美旅行社の社長だった李清興さんのお兄さんである李欽賢さんの展覧会「車站肖像」が基隆文化センターで開催されていると聞いたからです。李清興さんは2年前に癌に倒れられ、たくさんの方々に惜しまれつつ世を去られました。李太太(奥さん)は気丈にもご主人亡き後の勝美旅行社を切り盛りされています。
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 今回、展示会を開いたのは李清興さんのお兄さんにあたる李欽賢さん。主に鉄道をテーマにした鉛筆による素描画や油絵を書いたり、美術史をまとめられた著作を発表されています。また、美術史を学ぶために独学や学校に通ったりして日本語を習得。著作の中には日本美術史の解説まであります。
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 お邪魔したのはちょうどお昼どき。李さんは展示されている駅舎や鉄道の絵をひとつひとつ丁寧に説明してくれました。会場となった基隆文化センターでは常時、いくつもの展示がされているようで、李さんの展覧会も若いカップルが見学中でした。
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 夕方までには台北に戻らなくてはならず、慌ただしい中での訪問でしたが、久しぶりにお目に掛かり、李さんの作品を鑑賞出来たのは大きな収穫でした。
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by ritouki | 2010-11-27 15:49 | イベント

またまた銃撃事件発生

 昨晩8時過ぎ、テレビのニュースで、国民党の選挙演説会場で銃撃事件発生の第一報が流れました。
 撃たれたのは国民党の連戦・名誉主席の息子で立法委員の連勝文氏。永和市の市議員候補の応援演説中にステージ上で乱入した狙撃犯に顔面を撃たれました。救急車で市内の病院へ運ばれた後、すぐに台湾大学病院へ転送、4時間の弾丸摘出手術を受けました。命に別条はないとのことですが、流れ弾に当たった観衆の黄運聖氏が死亡しました。犯人は地元の暴力団員で、供述によると、候補者を狙ったものの、背格好の似ている連勝文氏を誤って撃ったとしています。
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 2004年3月19日、台南で選挙運動中の陳水扁総統が銃撃された際、国民党は即座に「民進党の自作自演」と主張しました。今回は犯人が現行犯逮捕されていることもあり、そういった主張はまったく見られず、民進党の冷静さを感じます。
 あの時、「連宋の乱」の首謀者として総統選挙終了後の大混乱を企てた連戦氏も、まさか数年後に自分の息子が撃たれることになるとは思いもよらなかったことでしょう。
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by ritouki | 2010-11-27 11:06 | イベント

高雄は熱い!

 台中、台南を駆け足で訪れて来た本会の「五大都市選挙視察ツアー」もいよいよ高雄に入りました。
 まずは高雄駅前の京城飯店にチェックイン。少し休憩した後、タクシーで5分ほどの陳菊候補選挙本部へと向かいます。
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 奥へ通された私たちに、間もなく謝長廷氏が面会して下さるとのこと。外ではすでに応援演説が始まり、絶え間なく歓声や太鼓の音が聞こえてきます。ふとモニターを見ると、謝長廷氏がステージ上で熱い演説を繰り広げています。台湾語なので内容は良く分かりませんが、間の取り方といい、声の調子といい、この方の演説は超一流です。
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 しばらくすると、降壇したばかりの謝長廷氏がその足で我々に会いに来てくれました。京都大学出身の謝氏はもちろん日本語プロペラ。挨拶もそこそこでしたが、このまますぐに新幹線に乗車し、台中へ向かうそうです。時間はまだ20時過ぎ、確かにこれから急いで台中へ向かえば規定の22時までの選挙集会で応援演説できます。まさに投票日前夜は一分一秒を争う慌ただしさ。参加者5万人に膨れ上がった集会を視察しつつ、終了後の混雑を考慮して早めに退出しました。
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by ritouki | 2010-11-26 23:28 | イベント

台南を訪問

 午後3時過ぎに台南県永康市に到着。ここでは頼清徳・台南市長候補の選挙本部を訪ねます。
 私は、火曜日に世界台湾同郷会のキャラバン隊で訪問しているので2度目の訪問です。
 こちらは台中と異なり、今夜の最後の集会に向けた準備のためにスタッフはみんな出払ってしまっているそうで、むしろ少ないスタッフが本部に残っている静かな状況。そんな中でも、広報部の方々が我々の到着を待っていてくれました。
 まずは頼清徳候補のプロモーションビデオを観賞。およそ25分間の映像でしたが、中には頼候補が京都を訪問し、その治水事業を視察されたことや台南に残される日本時代の史蹟保存事業にも触れられており、日本と台南の縁の深さを感じます。
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 スタッフの方々は口々に「せっかく来ていただいたのに、投票日前夜の集会準備のために出払ってしまっており申し訳ない」と仰って下さいましたが、我々もむしろ投票権のない日本からの視察団に構っていただいて恐縮。感謝と当選祈願を込めて「Z旗」を贈呈しました。「Z旗」の意味は台湾では日本語族の方以外あまり知られておらず、日露戦争で使われた「Z旗」の意味を伝えると大変喜んでくれました。
 午後5時には頼候補も本部に戻ってくるとのことですが、邪魔にならないように早めにお暇し、今夜の宿泊地、高雄市へと向かいます。
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by ritouki | 2010-11-26 16:22 | イベント

再び中南部へ

 昨夜は午前0時近くに帰宅。慌ただしく急ぎのFAXやメールを処理しているうちにどうしようもなく睡魔に襲われバタンキュー。今朝はなんとか午前8時に起きてタクシーで台北駅へ向かいます。
 ここで本会主催の「五大都市選挙視察ツアー」と合流。午前8時54分発の新幹線でまずは台中へ向かいます。台中では、日頃から李登輝学校台湾研修団など、本会のあらゆる活動でお世話になっている黄杰寿さんが出迎えてくれました。早速バスに乗り、まずは台中市文心路と南屯路の交差点にある蘇嘉全・台中市長候補の選挙本部へ向かいます。
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 明日の投票日を迎え、本部はまさに慌ただしい雰囲気。最後のお願いということで蘇嘉全候補は市内を駆けずり回っているそうで、スタッフの方々にお迎えいただきました。会議室に通され、現職の胡志強市長の任期が長すぎることや治安問題、台中県と台中市が合併した後の弊害などについて説明を受けました。また、選挙本部での投票お願い電話運動や様々な雑事を応援する「ママさん部隊」の皆さんからも茶菓の接待をしていただきました。
 また、蘇嘉全候補が本部に戻って来るのは午後ということで、替わりにスタッフの方に勝利祈願のダルマを贈呈しました。ダルマの意味は台湾でも結構知られていて、まずはダルマの右目に墨入れ。祈願成就なった際には、左目を入れて下さいと伝えると、「必ず両目に目を入れましょう」と答えてくれました。
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 そろそろ出発という頃になり、市内をパレードしていた蘇嘉全候補が休憩のためにちょうど本部へ立ち寄ったところへ遭遇。うれしいハプニングに、早速スタッフの方が、日本から視察団がやって来たことを伝えてくれました。蘇候補は一同と握手し、ダルマを抱えて共に記念撮影。激戦が予想される台中市ですが、このダルマが好運を運んでくれることを期待し、選挙本部を後にしました。

 昼食は市内の創作料理レストラン「印月」にて。この後、バスに乗車し、午後は台南県永康市にある頼清徳・台南市長候補の選挙本部を訪問します。
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by ritouki | 2010-11-26 13:03 | イベント