台北事務所の活動をお伝えします


by ritouki

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親分と久しぶりに

 今夜は、年に一度の「早慶新春聯誼会」が台北市内の国賓飯店で開かれました。早稲田と慶應の校友会が合同で開くパーティですが、毎年著名な方々をお招きして講演していただくので非常に有意義な会になっています。昨年は李登輝元総統、そして今年のゲストはノーベル化学賞受賞者の李遠哲・元中央研究院院長です。

 3月11日に発生した震災の傷跡が全く癒えていないこの時期に、こうしたパーティを開いてよいものかどうか、戸惑いの声も挙がりましたが、むしろ日本が未曾有の国難に直面した時にこそ、一致団結して、下を向くことなく、元気を出す場にしよう、そして、いま私たちには何が出来るかを話し合う場にしよう、ということで開催されました。

 数日前、折よく金美齢先生から「台湾へ行きます」との連絡が。ご存知の通り、金先生は学部から修士、博士課程まですべて早稲田。長年、英語講師も務められた筋金入りの早稲田OGです。「ちょうど、早慶のパーティがあるので出席なさいませんか」と伝えたら、即座に「出ます」とお返事をいただきました。
 当日は、日本の震災の様子を取材したいと、東森テレビが会場まで突撃取材。
 パーティの終了後は、著書を販売し、売上全額を義捐金として早稲田大学台湾校友会へと寄付しました。
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by ritouki | 2011-03-25 23:23 | イベント
 今朝の本会メールマガジン『日台共栄』(第1270号)でもお伝えしましたが、ガソリン不足の影響もあり、被災者の方々の移動手段が完全に奪われてしまっているようです。

 被災された宮城県石巻市在住の会員さんからは「自転車が不足しています!寄贈をお願いします!」というメールが本部事務局へ届きました。

 この会員さんとは震災発生後、一向に連絡がつかず、海のすぐそばでコンビニをやっている方でしたので、無事であることを知らせる連絡が入った際には、東京の本部事務局スタッフ一同、大いに安堵したそうです。

 その方によれば「ただいま現地(石巻)では、自転車が不足しています。津波で車が流され、交通手段の主流が自転車になり、その自転車も盗難が相次いでいます。また、移動手段が徒歩だけになってしまった家庭が少なくありません」とのことでした。

 台湾には世界一の自転車メーカー「GIANT」がありますし、安価な自転車を中部で大量生産していると聞いたこともあります。ただ、仮に自転車を調達してもどうやって日本まで運ぶのか。そうした輸送手段などを考えると、どうも台湾で調達するのは非現実的なことかもしれないとも考えていました。

 ところがところが。
 まさに被災地で自転車が必要だ!という支援要請が流れたその日に、なんと「GIANT」が被災地へ自転車および電動自転車2000万元分を寄付するというニュースが飛び込んで来ました。これ以上ないグッドタイミングかつ誰もがお願いしたい世界一のメーカーが動いてくれたのです!
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 ニュースリリースによれば「被災地の燃料不足を考慮すると、自転車や電動自転車が被災地において最も必要とされる物資だろうと考え、2000万元分の自転車および電動自転車を寄付することを決定した。この自転車が被災地の人々の助けとなると同時に、交通インフラが重大な損傷を受けたことによる不便が解消され、一日も早く再興される一助となることを願います」と説明されています。

 もちろん、GIANT以外にも台湾の人々や企業からは、物心両面で絶大なる支援をいただいていますが、あまりにも時宜にかなったものでしたので、台湾からの温かい支援の一端としてご紹介します。
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by ritouki | 2011-03-21 23:09 | イベント

震災へのチャリティ販売

 台湾大学そばの路地裏にあるカフェ。
 もともと小さな書店が併設されているブックカフェでしたが、今日通りかかってみたら大きく「日本賑災 義賣區」との貼り紙。つまり日本の東北大震災に対するチャリティ販売です。

 日本に関する書籍やお茶が販売され、その売り上げが寄付されるというもの。何とかして支援したい、という気持ちが伝わって来てありがたい限りです。

 先週末から台湾ではこういった温かい支援の輪を目にすることが多くなって来ました。我々日本人はいつか必ず恩返ししなければなりません。
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by ritouki | 2011-03-20 19:31 | イベント
 平成19年(2007年)5月30日から6月9日にかけ、李登輝元総統は曾文恵夫人とともに日本を訪れました。
 成田空港に到着し、都内のホテル・オークラへ。翌日は江東区深川の「芭蕉記念館」を参観。6月1日には六本木の国際文化会館で「第1回・後藤新平賞」の授賞式に出席し、記念講演も行いました。

 そして2日から、ご夫妻は長年の念願であった「奥の細道」をたどる旅に出られたのです。
 まずは新幹線で一路、仙台へ。私もスタッフとして同行しましたが、時は初夏、初めて訪れた「葉づれさやけき杜の都」の美しさに息を飲んだほどです。

 その後、多賀城、塩竈神社を参拝し、松島へ。この地の美しさをモチーフに、ご夫妻はそれぞれ句を詠まれました。

 松島や 光と影の 眩しかり  李登輝
 
 松島や ロマンささやく 夏の海   曾文恵

 報道によれば、松島の地も津波に襲われ、大きな被害が出ているそうです。一日も早く復興し、あの美しい松島の地に大勢の観光客が戻って来ることを願わずにはいられません。

 李登輝元総統も、ご自身の大日本帝国陸軍中尉時代の経験や、台湾中部で発生した921大震災の際、総統として陣頭指揮した経験を踏まえ、日本政府に提言をしています。日本を想うが故の提言ですから、日本政府も耳を傾けて欲しいものです。
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by ritouki | 2011-03-19 19:18 | イベント

テレビ出ました

 お恥ずかしい限りですが、3月17日、年代テレビの討論番組「新聞面對面」にコメンテーターとして出演しました。
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 きっかけは、李登輝元総統が2007年から3年連続で訪日された際、私も同行しましたが、その時に一緒になった台湾メディアの一人から電話があったことです。
 「今回の震災について日本人として話してほしい」との要請でしたが、最初はお断りしました。というのも、いくら日本人とはいえ、海外に住んでいる身としては、テレビやインターネットを通じてしか情報を得られないため、話せる内容はメディアに流れているものとほとんど変わりないことや、中国語で他の出演者と的確な話が出来るかどうか不安なことからでした。

 ただ、何度も電話をもらい、「メディアに流されている情報でなく、むしろ家族や友人の消息など、日本人だからこその身近な話題を話して欲しい」と言われたうえ、「”日本のために”出て欲しい」と殺し文句を言われては断る方が失礼です。なので、「義を見てせざるは勇無きなり」ということで恥を偲んで出演を了解しました。

 当日は、水戸に住む無二の親友が送ってくれた震災直後の写真パネルを手に説明。そして、天皇陛下による国民に向けたメッセージに対してどう思うか、などをお話ししました。
 原発問題については、台湾の専門家の先生方が激論(コメント求められたら頭真っ白になっていた可能性あり)。なんとか無事に済んだものの、放映後には「さっきテレビ見たよ~」との連絡がひっきりなし。

 もちろんカットされましたが、番組の冒頭、司会者から「では、どうぞ」と言われた瞬間、緊張のあまり凍りついて言葉が出て来なかったのはいい(?)思い出です。
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by ritouki | 2011-03-17 23:00 | イベント
 東日本大震災により亡くなられた方へ衷心よりお悔やみ申し上げます。また、 被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。

 報道によれば、一応の安定状態を保っているものの、原発の爆発事故も予断を許さないものであり、まさに危急存亡の秋であります。

 本会には、台湾から「台湾大地震のときや昨年の台風による八八水害では日本から多大の支援をいただいたので、今回の被災地に義捐金を送りたい」という声が寄せられ、また国内の会員からも同様の要望が届いています。

 つきましては、下記の通り、義捐金受付の窓口を開設いたしましたので、ご支援のほどよろしくお願いします。お送りいただきました義捐金は、被害のひどい福島県、宮城県、岩手県の各自治体に、責任をもって直接お届けいたす所存です。

 また、本会でお預かりした義捐金は、HP上で金額、寄付経過など、すべて公開いたします。


☆東日本大震災「お見舞い募金」要綱(日本国内)

※お見舞い募金は「お志」ですので、いくらでも結構です。
※礼状はお出しできませんことをご了承のほどお願いします。

■郵便局 加入者名:日本李登輝友の会 口座番号:00110-4-609117
・通信欄に「地震」「お見舞い」などとお書き添えください。
・一般の方は郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」を、日本李登輝友の会会員の方は、機関誌『日台共栄』に添付の郵便払込取扱票をお使いください。

■銀行 三菱東京UFJ銀行
 本郷支店 普通:0012742 日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬
 (ニホンリトウキトモノカイジムキョクチョウ ユハラマサタカ)
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by ritouki | 2011-03-17 10:38 | イベント

台湾からも応援

先ほど台北の街で発見!

新生南路一段にある泰安理髪院の鍾德安さん。
聞いてみたら、日本に親戚や友だちがいるわけではないけど、テレビの報道を見ていたらいたたまれなくなって書いたそう。「日本人が見てくれてよかったよ」と笑っていました。どうもありがとうございます。
次からここで髪を切ります。日本頑張れ!
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by ritouki | 2011-03-15 11:57 | イベント
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 今夜7時から、台北市内の自由広場前で、在台チベット団体などが合同で、11日に発生した東北大震災の犠牲者や被災者の方々のために祈って下さる活動がある、と友人に聞き、出掛けて来ました。

 昼間の陽気とは打って変わって、冷たい強風が吹くなかでしたが、30人以上集まって下さった僧侶の方々は、なんと1時間半ちかく日本のために読経をしていただきました。
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 正面の祭壇にはダライ・ラマ法王のお写真、両端にはチベット旗と日章旗が立てられています。
 もともと、今日の祈りは、3年前、チベットで発生した蜂起に対し、中国政府が暴力で鎮圧を行った際に犠牲になった方へ捧げるものだったそうです。しかし、日本での震災発生を受けて、日本のために祈りを捧げて下さることになりました。
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 活動には、僧侶の方々だけにとどまらず、在台日本人や台湾の方々、メディアも集まりました。震災発生後、海外に住む日本人にとって、ただ映像を眺めているしか出来ることがなく、歯がゆい思いに苛まされていましたが、こうして日本のために祈りを捧げられることは(それが有用か無用かは別としても)、「日本のために何かしたい」と思う私たちにとって大きな心の安寧となりました。

 取材するメディアの中には中国の新華社通信の記者の姿も。聞くところによると、台湾でチベット関連の活動に参加している僧侶たちは、身元がばれると、チベットに残してきた家族が迫害される恐れもあるとか。そうした危険を顧みず、祈りを捧げてくれた方々に感謝します。
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by ritouki | 2011-03-14 23:17 | イベント
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 本来でしたら3月12日から「2011年 桜植樹式とお花見ツアー」の予定でしたが、出発前日の午後に発生した東北大震災により、ツアーは中止となりました。

 ただ今年、桜を寄贈する国立台北大学にはすでに式典の準備等もお願いしてしまっており、せめて台湾在住者のみだけでも出席しよう、ということで出掛けて来ました。

 国立台北大学のメインキャンパスである三峡キャンパスは新北市にあります。台湾鉄道の鴬歌駅やMRT永寧駅からバスが出ています。交通至便とは言えませんが、郊外の土地を広々と使ったキャンパスが自慢で、スタンドつきの陸上競技場も備えています。

 李登輝民主協会(蔡焜燦理事長)が準備して下さった式典には、台北大学の候崇文・学長にも列席いただきました。また、台湾在住の本会会員の方々も駆けつけて下さいました。昨日までの肌寒い陽気が嘘のように、初夏を思わせるような日和になりましたが、やはり数日前に日本で発生した震災のことが念頭にあるためか、やはり皆さん言葉少な。
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 (左は候崇文・学長、右は蔡焜燦理事長)

 蔡焜燦理事長は「この桜が日台交流のシンボルであり、絆になるよう祈ります」と挨拶されました。また、同席いただいた台北大学OGの方からは「中国にはパンダ外交、オーストラリアにはコアラ外交があるように、日本には桜外交がある。美しい桜によって国民外交を進めていただきたい」とお話しいただきました。

 その後、記念撮影して記念植樹。近くのレストランで昼食会となりましたが、午後の李登輝元総統ご訪問と夜の蔡焜燦先生主催の晩餐会は中止となりました。
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 (右は蔡焜燦夫人の李明霞さん、左は東京から駆けつけた片木裕一・本会事務局次長)
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by ritouki | 2011-03-14 22:40 | イベント
 今般の震災発生を受け、その被害の大きさから、台湾でもいくつかの催しが中止や延期となりました。
 本日午前に予定されていた、台湾教授協会主催の「蔡英文を支持する学界署名活動」も19日に延期されることになりました。
 文字通り、未曾有の大災害ともいえる震災ですが、まだ被害の全容さえ判明しておらず、テレビを前に手をこまねいていることしか出来ないことに歯がゆさを覚えます。
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by ritouki | 2011-03-13 18:55 | イベント