健さんも剛さんも共に30代、私と年齢が近いこともあって、爾来(勝手に)兄貴分のように親近感を抱いています。その後、またまたご縁があり、7月半ばには健さんと李登輝元総統との対談に同席させていただきました。
私としては、健さんや剛さんの熱意に、むしろこちらの方が勉強させて頂いたつもりでいたのに、お二人はこんな私に非常に感謝してくださっていて有難い限りです。
そして、今宵は野口健さん行きつけのお寿司やさん「金多楼」にご招待いただきました。
実は、このお店の若旦那が、、、野口剛さんなのです。剛さんは「金多楼」の若旦那の傍ら、健さんのマネージャーという二束のわらじを履いて活動を支えているのです。
いつもの背広姿と違って、鯔背なスタイルの剛さんの手から繰り出されるお寿司の数々にのっけからメロメロ。あぁ、日本に帰ってきた、、、と実感するのでした。ビールをいただくにも、ワイングラスのような薄手のグラス。お箸もお皿も心をこめて選ばれたものを使っているのを感じます。
10席あるかないかの小さなお店ですが、そのぶん和気藹々とした雰囲気で、あっという間にこのお店に魅せられてしまいました。そして、もう一つの魅力は大将(剛さんのお父さんの四郎さん)。どこか飄々とした大将ですが、ジャズが大好きと粋な趣味をお持ちです。
帰りがけに伺ったのですが、実は大将も女将さんも台湾が大好き。女将さんは家庭で魯肉(ローバー)を作ったり、大将も「台湾の北と南じゃ肉圓(バーワン)の味が違うんだよな」とすっかり台湾通。
これからも一家で日台交流を応援してください。美味しいお寿司と至極の時間、ごちそうさまでした。
そして、野口健事務所の小島マネージャーにもお付き合いいただき、ありがとうございました。小島さんの実家は私の実家と車で20分くらいの距離。すっかり意気投合してしまいました(と私は思っています)。ぜひぜひ次回は台北で再会しましょう!