天燈まつりの下見に十分へ
2010年 12月 11日
途中、七堵駅で乗り換え。ここから十分や平渓方面へと向かいます。やって来た電車は3両編成。車体には、天燈でその名を馳せる街らしく、天燈のイラストが描かれています。

十分駅で下車した私たちがまず実行したのは天燈上げ。これは片木さんの希望。なんでも天燈を上げている写真を年賀状に使いたいんだとか。同行したOさんも天燈に興味深々、色によって願いごとが変わるようで(金運や結婚運など)、結構真剣に悩みつつ選んだあとはいよいよ好きな文言を天燈に書きこみます。
年賀状用に使いたい片木さんはもちろん「謹賀新年」、Oさんはやはり「日台共栄」に落ち着きました。後ろを通りかかる台湾の皆さん、日本人がブツブツ言いながら何やら書いているのを興味深そうに見ながら通り過ぎていきます。それを後ろで眺めているのもまた面白い光景でした。


ところでこの十分の街は、線路沿いというよりも、線路のわきに商店街が連なっています。画像を見ていただければお分かりになる通り、人と電車が近い!電車が走っていない時は、皆さん線路に立ち入って写真を撮っています。「こんな柵もないところで危険じゃないの?」という声が聞こえそうですがご心配なく。電車が来そうになったら周りの人が「あぶねーぞー!電車が来るぞー!」と声をかけてくれます。これもまた台湾ならではの風景。事実、二人が天燈に一生懸命書いている間も、目の前を電車が通り過ぎていきます。
さて、無事に天燈上げも終わり、続いて向かったのは「樓仔厝」という民宿。民宿と言っても、1Fはカフェ兼レストランになっていて、2Fが宿泊施設です。「民宿」と聞いて、古いイメージを持っていましたが、意に反して居室はどこかのペンションのような雰囲気。ここなら快適に過ごせるでしょう。この目で確認出来たことで、下見に来た甲斐があるというものです。
また、来年2月の下見に来たということで、オーナーの胡さんが色々と案内してくれました。この胡さん、ちょっとした発明家です。従来使われていた天燈は環境保護をあまり考慮されておらず、また持ち運びにも不便でした。改造してコンパクトに折りたためる天燈を発明した胡さん、なんと特許申請まで済ませています。

その後、十分の街を散策して昼食。片木さんは夕方の飛行機に乗らないとならないため、午後12時59分発の電車で再び台北へ戻ります。帰りの電車の運転士さんはとってもフレンドリー。操縦室のドアを開け放して、乗客に話しかけてきます。私たちが日本人と分かると、タブレット(単線の衝突事故を防ぐための通行証のようなもの)を見せてくれたり、「次のトンネルを出るといい景色だから写真を撮りなさい」と教えてくれたり。そのアドバイスに従って、カメラを抱えたカップルが一生懸命撮影していました。

本会では、2月に幻想的な天燈まつりを体験するツアーを開催します。詳細は本会HPなどでご案内します。

