台北マラソン完走!
2010年 12月 19日
そもそも、このマラソン参加は台北稲門会の先輩の”厳命”によるもの。コース種類はフルマラソン(42.195キロ)、ハーフ(約21キロ)、9キロがあるのですが、なぜか雰囲気に飲まれてハーフを選択する羽目に。練習不足とも相まってかなり不安な船出です。
会場に着くと、もうすでにかなりの参加者たちが着替えや準備運動に大忙し。まだ夜が明けきらず肌寒いですが、皆さん元気いっぱいです。

いよいよスタート。とはいっても、参加者11万人を数えるわけですから一斉にスタートというわけにはいきません。事前に配布されているICチップを靴ひもに付けておくと、自動的にスタート時刻が記録されるという仕組み。コース上には数か所のチェックポイントがあるため、後ほどHP上で自分がどのくらいのタイムで走ったかを確認することが出来ます。
台北101のお膝元、台北市政府前広場をスタートした後は仁愛路を西へ。普段は車やバイクで混雑する道も、今日だけは特別待遇。まだスタート直後というだけあって皆さん元気です。この仁愛路は並木が整備されていて、道の両側にもブランドショップや時おりニュースにも登場するような超高級マンションが立ち並んでいます。

続いて台大医院のところから中山南路へ。こちらは総統府も近く、官庁街なのであまり人通りがありません。9キロコースの人はここで折り返しです。普段は混み合う忠孝東路との交差点も交通管制のおかげでスイスイ。ここら辺から少しずつ歩き始める人が出てきました。スタートから大体5キロくらいでしょうか。見慣れた晶華酒店や国賓飯店の前を通り、中山北路を北上します。途中、たくさんの応援団が繰り出してランナーを励ましてくれています。中には銀行の制服で歓声を送るグループも。それもそのはず、「台北富邦マラソン」の「富邦」とは、銀行や証券会社、保険会社などを擁する一大金融グループなのです。

さぁ、いよいよ圓山飯店の屋根が見えてきました。圓山飯店あたりで大体コースの半分といったところでしょうか。ふと振り返ると、さっきスタートした台北101がこんなに霞んで見えています。果たしてあそこまで帰れるんでしょうか。


圓山飯店を過ぎると、単調な基隆河の堤防沿いの道が続きます。堤防の上ならば、もしかしたら今話題の花博が見えたかもしれませんが、この道は景色が変わらず、単調のためか精神に応えます。ここで歩き始める人が続出。かくいう私もその一人です。
なんとか堤防沿いをクリアしていよいよ基隆路へ。ここから台北101までは一本道です。まだ遥か先に見える101ですが、さっきよりは確実に大きくなっています。途中、「乾杯焼肉」のオーナー、平出荘司社長が沿道から盛んにランナーを送っている姿に遭遇しました。


途中、バナナを頬張りながらいよいよラストスパート。長かったようで何とか残り1キロまで漕ぎつけました。もうここまで来ると足が思うように上がりません。最後くらい走ってゴールしようと思っても、足が思うように動かないのです。それでもなんとか頑張ってゴールへ到着。ゴールではたくさんのスタッフがタオルを掛けてくれたり、ドリンクを配布してくれました。
「21キロ」と聞くと、完走できるかどうか恐れをなしていましたが、タイムはさておき(約3時間)、走ってみると何とか完走することが出来ました。来年も参加するかどうか?はともかく、貴重な経験になったのは確かです。


