李登輝元総統が月刊『文藝春秋』に寄稿
2011年 01月 11日

月刊『文藝春秋』誌上の大型企画、「中国とこれからの『正義』の話をしよう」で、李登輝元総統が尖閣問題について寄稿されています。「美人を見たら自分の妻だと主張する国」と中国を形容し、他者の領土に飽くなき野心を燃やす中国への警鐘と対応策を提示しています。

『文藝春秋』発売の翌日、台湾のヤフーではトピックスとして「李登輝:釣魚台(台湾における尖閣諸島の呼称)は日本の領土」と掲載されました。一番大きく報じているのは国民党系の聯合報で、李登輝元総統の主張は中華民国の国策に反するものとしています。また、同日の自由時報(電子版)にも記事が掲載されましたが、こちらは李登輝元総統が『文藝春秋』に寄稿された内容と、従来からの主張を報じただけのもの。
尖閣諸島問題につき、いかに国民党がナーバスとなり、「尖閣は日本の領土」と主張する李登輝元総統を目の上のタンコブのように思っているかが分かります。
ちなみに、ヤフートピックスといえば、今や日本でもここに掲載されることが最大の広告効果を生みだすということで、その秘密を探る書籍がいくつか出版されている程の影響力を有しているそうですが、台湾でも同様。李登輝元総統のこの発言は従来から一貫してぶれていないものですが、真実を知らない(洗脳されている)台湾の人々はどう感じているのでしょうか。

