もうすぐ新年
2011年 02月 01日
街の雑貨屋さんもお正月用の飾り付け用品の書き入れ時。台湾で吉祥を表す赤で統一された提灯や縁起物をかたどった置物、「春聯」と呼ばれるめでたい対句を大書した赤い紙(玄関の両脇などに貼る)などが所狭しと並んでいます。
街の風景は日本とほぼ変わらず、帰省客で高速道路は渋滞、新幹線のチケットはほぼ完売のニュースが流れています。台湾大学の学生寮もしーんとしていてほとんど人がいない様子。
そして、年始まわりの進物として良く贈られるのがパイナップルケーキなどのお菓子。私ももうすぐ日本へ帰省するため、お土産用に台北市内随一の人気を誇る「佳徳」へ31日に出掛けましたが、なんと300メートルの長蛇の列で断念。今日(2月1日)、少し早目の昼過ぎに出掛けると、なんとか20分ほどで店内に入ることが出来ました。写真でその長蛇の列を写しきれないのが残念です。
台湾暮らし3年を経ても、ついこないだ新年を迎えたのに、また新年がやって来る暦の巡り方にはまだ慣れません。とまれ、新しいスタートというものはいいものです。
おまけの写真は、今夜「尾牙(忘年会)」として沖縄出身の友人宅でご馳走になった「チラガー」。豚の顔部分の燻製で、沖縄では高級品として肴として供されるとか。