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台北在住の筆者(早川友久)が、台北に残された日本統治時代の古蹟や遺構をはじめ、台湾に関わる記事を掲載します。


by ritouki

親分と久しぶりに

 今夜は、年に一度の「早慶新春聯誼会」が台北市内の国賓飯店で開かれました。早稲田と慶應の校友会が合同で開くパーティですが、毎年著名な方々をお招きして講演していただくので非常に有意義な会になっています。昨年は李登輝元総統、そして今年のゲストはノーベル化学賞受賞者の李遠哲・元中央研究院院長です。

 3月11日に発生した震災の傷跡が全く癒えていないこの時期に、こうしたパーティを開いてよいものかどうか、戸惑いの声も挙がりましたが、むしろ日本が未曾有の国難に直面した時にこそ、一致団結して、下を向くことなく、元気を出す場にしよう、そして、いま私たちには何が出来るかを話し合う場にしよう、ということで開催されました。

 数日前、折よく金美齢先生から「台湾へ行きます」との連絡が。ご存知の通り、金先生は学部から修士、博士課程まですべて早稲田。長年、英語講師も務められた筋金入りの早稲田OGです。「ちょうど、早慶のパーティがあるので出席なさいませんか」と伝えたら、即座に「出ます」とお返事をいただきました。
 当日は、日本の震災の様子を取材したいと、東森テレビが会場まで突撃取材。
 パーティの終了後は、著書を販売し、売上全額を義捐金として早稲田大学台湾校友会へと寄付しました。
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by ritouki | 2011-03-25 23:23 | イベント