十分の天燈祭
2011年 02月 17日
気温はもちろん台北の方が上ですが、暖房がなく、湿度が高くて、床がタイル貼りのため、体感気温は日本より寒く感じます。
さて、今日から本会主催の「天燈祭とランタンフェスティバル」ツアーが始まります。毎年この時期に行われる平渓の天燈祭では、数百もの天燈が夜空に上がって行くさまは幻想的ともいえるほど。この天燈を見るために、台北近郊から数万の人々が訪れます。
そのため、普段は数千人の人口しかいない、ここ平渓近郊の街は天燈祭が行われる日だけは大混乱。そのため、午後になると山のふもとからは地元住民など、許可された一部の車両しか入ることが出来ません(バイクは可)。観光客は、MRT文湖線の動物園駅から、シャトルバスでここへと運ばれてくるのです。
昨年も天燈祭を見に来ましたが、帰りの混雑を考えて、7時過ぎにはもうシャトルバスの列に並び始めたものの、結局バスに乗れたのは午後11時。そこから1時間かけてMRT動物園駅まで戻って来ましたが、すでにMRTは終電が行ってしまい、タクシーで帰る、という悲惨な経験をしました。
そのため、今年のツアーはそうした事態を回避するため、現地の民宿「樓仔厝」に宿泊。これでゆっくり最後まで天燈祭を楽しむことが出来ます。
かくいう私も、と言いたいところですが、残念ながら明日朝一番に試験があるため、夜の天燈祭参加は断念。ただ、広場での一斉放天には整理券が必要ということでヘルプにやって来ました。帰りはなるべく早く帰れるように台北市内からバイクで十分へ。台湾大学そばから所要時間70分ほどでした。
整理券配布は午後2時から、という案内でしたが、12時過ぎにダメモトで受付に聞いてみたら「いいよ~、何時からのが欲しいの~?」といとも簡単にゲット!台湾らしい大らかさです。というわけで、予定よりも早めに整理券をもらうことができ、その分、ゆっくり昼食をとることが出来ました。
それにしてもこの十分の街、昔ながらの「老街」だけあって、週末には相応の賑わいを見せますが、今日は平日の真っ昼間。いくら夜には天燈祭があるとはいえ、皆さん仕事はいいんでしょうか??


