66回目の8月15日。今年も九段の社頭は慰霊に訪れる人々に溢れました。その反面、首相をはじめとする閣僚の参拝は今年もなし。
石原慎太郎・東京都知事は例年通り参拝した後、記者団の質問に答えて「あいつら日本人じゃないんだ」と一刀両断しました。石原知事は以前も「公的参拝ですか、私的参拝ですか」と質問した記者に「くだらない事を聞くな。当たり前のことをしただけ」と窘めています。政治家の口からはこうした「人間らしい」言葉を聞きたいものです。
下の写真は1999年、921大震災への義捐金を携えて訪台した石原都知事。任期満了を控えた李登輝元総統を、後に「サムライの顔をしている」と評しました。