明石元二郎総督の墓石
2011年 08月 18日

今日は南投県にある「国史館台湾文献館」に行って来ました。
特別展示されている「台湾の5大名家」も気になりましたが、一番の目的はこれ!
建物の裏手に明石元二郎総督の墓石の残骸が安置されているのです。墓石は一般のものと比べれば相当立派なものだったよですが、ここに残されているのは上部の3分の1程度のみ。
墓所が元々あった台北の三板橋墓地は戦後にバラック地帯となり、1997年に台北市政府によって整備されましたが、その際にはすでに墓石は消えていたとされています。
その後、なぜか台北市内の内湖でこの残骸が発見され、収蔵家だった郭双富氏によって国史館に寄付されたとか。何ゆえ内湖で発見されたか、その真相は謎のままです。

