
中国語と日本語では、同じ漢字なので、筆談でもけっこう意味が通じるくらい似ています。台湾に5年近く住んでいても「えっ、これって中国語にもあるの?」というような経験も少なくありません。
しかし、同じ漢字ながら、意味が異なる単語も少なからず存在します。
キャンパス内にあった注意書きには「禁止喧嘩」と書いてあります。日本だったら「そんなに喧嘩が頻発してるのか、物騒な学校だな」と思うでしょうが、中国語の「喧嘩」は大声で騒ぐこと。要は「ここは勉強するところだから大声で騒ぐのは禁止」という意味です。バスの中の掲示板でもこの文言、よく見かけます。私も台湾に来たばかりの頃はビックリしました。