日台人権交流 緑島へ 1日目
2011年 08月 25日
それが縁となり、8月に日台韓の人権交流をテーマにして緑島へ行くから手伝ってくれないか、とお誘いを受け、3日間の予定で出掛けて来ました。
今日はその初日。台北市内で待ち合わせ、桃園国際空港へひめゆり平和祈念資料館の島袋淑子館長や沖縄県平和祈念資料館の呉屋禮子館長ら、日本と韓国からのお客様を迎えに行きます。最初に集合した際、ビックリしたのは、韓国語の通訳に来たのが、私が台湾大学で韓国語を履修した際の李相美先生でした。
お客様を乗せたバスは一路台北市内へと引き返し、総統府前の白色テロ受難者記念碑などを見学後、民権東路にある「鄭南榕基金會」を訪問します。1989年4月、言論の自由を求め「国民党が逮捕できるのは私の屍だけだ」と言い残して焚死した鄭南榕のことをご存知でも、実際の現場を訪れたことのある方は少ないのではないでしょうか。もともと編集室だったこのマンションは現在、基金会として当時の現場がそのまま残されています。


その後、すぐ近くの松山空港から台東へ。今夜は台東に宿泊し、明日は緑島へ向かいます。

