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台北在住の筆者(早川友久)が、台北に残された日本統治時代の古蹟や遺構をはじめ、台湾に関わる記事を掲載します。


by ritouki

花見ツアー 2日目

 午前8時40分、台北駅発の自強号に乗車し、花蓮を目指します。予定通り、11時10分に到着すると、宿泊先の統帥大飯店でまずは腹ごしらえ。

 午後、台東郊外にある国立東華大学を訪問。こちらの原住民学院の校舎前には李登輝民主協会を通じて本会から贈られた桜が植えられています。
 ここで、台北からわざわざお越しいただいた蔡焜燦先生ら李登輝民主協会の皆さんと合流。桜のそばには蔡先生が揮毫した和歌「蓬莱の地に根を張りし大和櫻 台日友好絆はかた志」が刻まれた石碑も置かれています。
 蔡先生には、蕾が膨らみ始めた桜を背に和歌の解説をしていただきました。
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 続いて、これも桜が贈られた「美崙ホテル」へ移動。広大なホテルの敷地内を囲むように桜が植えられています。将来的には桜並木としてホテルの目玉にしたいという関係者のお話しでした。庭の人工滝をバックに、すでに桜がちらほら開花していました。
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 その後、夕食までの時間、「松園別館」の見学に出掛けます。ここは日本時代、高級軍人の招待所として使われた建物で、松の木に囲まれているところから名付けられました。庭の小高い丘からは花蓮の海を見下ろすことができます。
 現在はギャラリーのように使われており、自由に中を参観可能です。
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 夜は、李登輝民主協会のご招待により、美崙ホテル晩餐会。この後、李登輝民主協会の皆さんは台北にお帰りになられました。遠路はるばる有難うございました。
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by ritouki | 2012-02-17 04:03 | イベント