
第二次大戦後、国民党が台湾へ逃げ込んで来てからの60余年はともかく、一応は、今年が中華民国建国100周年だそうです。
というわけで、台湾の中央銀行が100周年記念の紙幣を発行することになりました。「記念」とは言っていますが、デザインは通常の100元札と同じ。
ただ、裏側の左下に通常なら「民国○○年発行」と書かれている文字が「慶祝中華民国建国百年」になっています。発行数は4億枚とたっぷりで、コンビニでもらうお釣りにもかなり混じっていますのでそれほど有難味はありませんが、旅行者の方は話のタネにいかがでしょうか。
また、これとは別に紙幣番号が連続している3枚セットの記念版が限定で発売され、こちらは販売している台湾銀行に行列が出来るほどの大人気だそうです。
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by ritouki
| 2011-02-22 19:41
| イベント
午前中の試験も無事に終わり、午後からツアー一行に再合流です。
一行とは新竹市内のホテルで待ち合わせ。私は午後2時台北発の自強号で新竹へ。
では、いざバスに乗り込み、竹南で開かれている「ランタンフェスティバル」へ向かいます。この「ランタンフェスティバル」は毎年、台湾各地で持ち回りで開催されている催しで、本会としてもツアーの一環として毎回見学しています。
会場付近に差し掛かると、混雑回避のため、少し離れたところでバスを降ります。会場までは15分ほど歩きますが、その道すがら、両脇に屋台が出ているので退屈することはありません。むしろ、誰かの発案で「ここでちょっと小腹を満たしましょうか」ということで、ちょっと早めの夕食タイムに。屋台なので、言葉が分からずとも、指さしだけで注文出来てしまうのも便利。皆さん、ご自分の戦利品を持ち寄っていきなりミニ宴会スタートです。
お腹が満たされると、目的達成のため「ランタンフェスティバル」会場内へ。何百と飾られたランタンが来場者を迎えます。



「中華民国建国100周年」をしきりに喧伝しているためか、会場内には「100」をあしらったランタンも。
帰り道の夜店では、こんなに寒いのに女のコが金魚すくいをやってました。


一行とは新竹市内のホテルで待ち合わせ。私は午後2時台北発の自強号で新竹へ。
では、いざバスに乗り込み、竹南で開かれている「ランタンフェスティバル」へ向かいます。この「ランタンフェスティバル」は毎年、台湾各地で持ち回りで開催されている催しで、本会としてもツアーの一環として毎回見学しています。
会場付近に差し掛かると、混雑回避のため、少し離れたところでバスを降ります。会場までは15分ほど歩きますが、その道すがら、両脇に屋台が出ているので退屈することはありません。むしろ、誰かの発案で「ここでちょっと小腹を満たしましょうか」ということで、ちょっと早めの夕食タイムに。屋台なので、言葉が分からずとも、指さしだけで注文出来てしまうのも便利。皆さん、ご自分の戦利品を持ち寄っていきなりミニ宴会スタートです。
お腹が満たされると、目的達成のため「ランタンフェスティバル」会場内へ。何百と飾られたランタンが来場者を迎えます。



「中華民国建国100周年」をしきりに喧伝しているためか、会場内には「100」をあしらったランタンも。
帰り道の夜店では、こんなに寒いのに女のコが金魚すくいをやってました。


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by ritouki
| 2011-02-18 23:31
| イベント
一昨日、日本から台北へ戻って来ましたが、台北も日本に負けない寒さ。
気温はもちろん台北の方が上ですが、暖房がなく、湿度が高くて、床がタイル貼りのため、体感気温は日本より寒く感じます。
さて、今日から本会主催の「天燈祭とランタンフェスティバル」ツアーが始まります。毎年この時期に行われる平渓の天燈祭では、数百もの天燈が夜空に上がって行くさまは幻想的ともいえるほど。この天燈を見るために、台北近郊から数万の人々が訪れます。
そのため、普段は数千人の人口しかいない、ここ平渓近郊の街は天燈祭が行われる日だけは大混乱。そのため、午後になると山のふもとからは地元住民など、許可された一部の車両しか入ることが出来ません(バイクは可)。観光客は、MRT文湖線の動物園駅から、シャトルバスでここへと運ばれてくるのです。
昨年も天燈祭を見に来ましたが、帰りの混雑を考えて、7時過ぎにはもうシャトルバスの列に並び始めたものの、結局バスに乗れたのは午後11時。そこから1時間かけてMRT動物園駅まで戻って来ましたが、すでにMRTは終電が行ってしまい、タクシーで帰る、という悲惨な経験をしました。
そのため、今年のツアーはそうした事態を回避するため、現地の民宿「樓仔厝」に宿泊。これでゆっくり最後まで天燈祭を楽しむことが出来ます。
かくいう私も、と言いたいところですが、残念ながら明日朝一番に試験があるため、夜の天燈祭参加は断念。ただ、広場での一斉放天には整理券が必要ということでヘルプにやって来ました。帰りはなるべく早く帰れるように台北市内からバイクで十分へ。台湾大学そばから所要時間70分ほどでした。
整理券配布は午後2時から、という案内でしたが、12時過ぎにダメモトで受付に聞いてみたら「いいよ~、何時からのが欲しいの~?」といとも簡単にゲット!台湾らしい大らかさです。というわけで、予定よりも早めに整理券をもらうことができ、その分、ゆっくり昼食をとることが出来ました。
それにしてもこの十分の街、昔ながらの「老街」だけあって、週末には相応の賑わいを見せますが、今日は平日の真っ昼間。いくら夜には天燈祭があるとはいえ、皆さん仕事はいいんでしょうか??

気温はもちろん台北の方が上ですが、暖房がなく、湿度が高くて、床がタイル貼りのため、体感気温は日本より寒く感じます。
さて、今日から本会主催の「天燈祭とランタンフェスティバル」ツアーが始まります。毎年この時期に行われる平渓の天燈祭では、数百もの天燈が夜空に上がって行くさまは幻想的ともいえるほど。この天燈を見るために、台北近郊から数万の人々が訪れます。
そのため、普段は数千人の人口しかいない、ここ平渓近郊の街は天燈祭が行われる日だけは大混乱。そのため、午後になると山のふもとからは地元住民など、許可された一部の車両しか入ることが出来ません(バイクは可)。観光客は、MRT文湖線の動物園駅から、シャトルバスでここへと運ばれてくるのです。
昨年も天燈祭を見に来ましたが、帰りの混雑を考えて、7時過ぎにはもうシャトルバスの列に並び始めたものの、結局バスに乗れたのは午後11時。そこから1時間かけてMRT動物園駅まで戻って来ましたが、すでにMRTは終電が行ってしまい、タクシーで帰る、という悲惨な経験をしました。
そのため、今年のツアーはそうした事態を回避するため、現地の民宿「樓仔厝」に宿泊。これでゆっくり最後まで天燈祭を楽しむことが出来ます。
かくいう私も、と言いたいところですが、残念ながら明日朝一番に試験があるため、夜の天燈祭参加は断念。ただ、広場での一斉放天には整理券が必要ということでヘルプにやって来ました。帰りはなるべく早く帰れるように台北市内からバイクで十分へ。台湾大学そばから所要時間70分ほどでした。
整理券配布は午後2時から、という案内でしたが、12時過ぎにダメモトで受付に聞いてみたら「いいよ~、何時からのが欲しいの~?」といとも簡単にゲット!台湾らしい大らかさです。というわけで、予定よりも早めに整理券をもらうことができ、その分、ゆっくり昼食をとることが出来ました。
それにしてもこの十分の街、昔ながらの「老街」だけあって、週末には相応の賑わいを見せますが、今日は平日の真っ昼間。いくら夜には天燈祭があるとはいえ、皆さん仕事はいいんでしょうか??

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by ritouki
| 2011-02-17 23:00
| イベント
明日午前の飛行機で台北へ戻るため、愛犬さくらと散歩するのも今日でしばらくお預けです。黒鳥も人間慣れ&犬慣れしているらしく、ここまで近づいても全然逃げる気配がありません。
普段、台湾で暮らしていると、台湾での生活が「日常」となり、たまに日本へ帰って来るとまるで「非日常」の世界へ飛び込んだような錯覚に陥ることがあります。
ただ、不思議なもので、日本へ帰って来ると、もちろん自分の国に帰って来たという感覚がありますが、台湾へ戻ると、そこでまた「自分が慣れ親しんだ場所に帰って来た」という気分を感じることもあるのです。
言い古された言葉ですが、台湾はもはや「第2の祖国」。日本を離れる時は寂しくもあり、台湾に到着するとホッとすることもあり、何とも形容しがたい複雑な心持ちです。

普段、台湾で暮らしていると、台湾での生活が「日常」となり、たまに日本へ帰って来るとまるで「非日常」の世界へ飛び込んだような錯覚に陥ることがあります。
ただ、不思議なもので、日本へ帰って来ると、もちろん自分の国に帰って来たという感覚がありますが、台湾へ戻ると、そこでまた「自分が慣れ親しんだ場所に帰って来た」という気分を感じることもあるのです。
言い古された言葉ですが、台湾はもはや「第2の祖国」。日本を離れる時は寂しくもあり、台湾に到着するとホッとすることもあり、何とも形容しがたい複雑な心持ちです。

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by ritouki
| 2011-02-14 19:54
| イベント
「ふるさとは遠きにありて思うもの」とはよく詠んだもので、幸いにも「そしてかなしくうたう」ような状況には陥っていませんが、やっぱり自分が生まれ育った街はいいものです。昨年の9月以来、旧正月を利用して半年ぶりの帰省です。
唐の時代、阿倍仲麻呂は遠く唐土の地で「あまの原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」と詠みました。そして森高千里は「渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ」と歌いました。その渡良瀬川の夕日がこれです。

川面には、つがいの黒鳥が浮かんで、時折、くちばしを水の中に突っ込んではモグモグしています。愛犬さくらは鳥たちに興味津々。ちょっかいを出したいけど、水が怖くて近づけないので遠くから見ているだけ。鳥たちは、犬が川の中まで入ってこられないのを百も承知なので、吠えようが何しようが平気の平左です。
それにしても、動物園でもない、街なかを流れる川のほとりのこんな近くで野生の鳥が見られるというのは、自然に恵まれている証拠ですね。なんだか故郷再発見のようで新鮮でした。


唐の時代、阿倍仲麻呂は遠く唐土の地で「あまの原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」と詠みました。そして森高千里は「渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ」と歌いました。その渡良瀬川の夕日がこれです。

川面には、つがいの黒鳥が浮かんで、時折、くちばしを水の中に突っ込んではモグモグしています。愛犬さくらは鳥たちに興味津々。ちょっかいを出したいけど、水が怖くて近づけないので遠くから見ているだけ。鳥たちは、犬が川の中まで入ってこられないのを百も承知なので、吠えようが何しようが平気の平左です。
それにしても、動物園でもない、街なかを流れる川のほとりのこんな近くで野生の鳥が見られるというのは、自然に恵まれている証拠ですね。なんだか故郷再発見のようで新鮮でした。


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by ritouki
| 2011-02-07 23:14
| イベント
さぁ、いよいよやってきました大晦日。今夜は農暦の大晦日にあたる「除夕」。台北市内の商店も、早いところでは昼過ぎにシャッターをおろし始めて大移動開始。午後の台北駅は帰省ラッシュで大混雑、台湾新幹線も空席がまったく見当たらないイモ洗い状態でした。
通常、今夜は故郷で家族と一緒に「年菜」と呼ばれるおせち料理を食べたり(大晦日なのに?)、レストランへ繰り出してテーブルを囲みます。なので、今夜のレストランは満席必至。新暦の新年が明けた頃から、レストランでは予約のお知らせや、年菜の案内が貼りだされていました。
台中市内のホテルにあるレストランも大混雑。なんと今日に限り、午後5時半からと7時からの2部入れ替え制なんだとか。デザートにはなんと今川焼まで出て来ました。とはいっても、実は台湾ではポピュラーなおやつ。冬になると街角に「紅豆餅」の看板で今川焼の屋台が出て、子供たちが囲んでいるのをよく見かけます。
とかなんとか言いながら、トラ年最後の夜も更けていきます。
さて、突然ですが、ここでクイズです。今日(2011年2月2日)を台湾の地名で表すとどこになるでしょうか?答えは写真の下です。
(ヒント 今日はトラ年最後。サトウキビ畑が広がる中南部の町です)

答え 「虎尾」 雲林県虎尾鎮ではサトウキビ運搬のため、日本時代から使われている列車を見ることが出来ます。
通常、今夜は故郷で家族と一緒に「年菜」と呼ばれるおせち料理を食べたり(大晦日なのに?)、レストランへ繰り出してテーブルを囲みます。なので、今夜のレストランは満席必至。新暦の新年が明けた頃から、レストランでは予約のお知らせや、年菜の案内が貼りだされていました。
台中市内のホテルにあるレストランも大混雑。なんと今日に限り、午後5時半からと7時からの2部入れ替え制なんだとか。デザートにはなんと今川焼まで出て来ました。とはいっても、実は台湾ではポピュラーなおやつ。冬になると街角に「紅豆餅」の看板で今川焼の屋台が出て、子供たちが囲んでいるのをよく見かけます。
とかなんとか言いながら、トラ年最後の夜も更けていきます。
さて、突然ですが、ここでクイズです。今日(2011年2月2日)を台湾の地名で表すとどこになるでしょうか?答えは写真の下です。
(ヒント 今日はトラ年最後。サトウキビ畑が広がる中南部の町です)

答え 「虎尾」 雲林県虎尾鎮ではサトウキビ運搬のため、日本時代から使われている列車を見ることが出来ます。
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by ritouki
| 2011-02-02 23:02
| イベント